染付花入、翡翠アクセサリーや茶入を89万円で仕入れました

 

 

隆慶年製染付花虫紋茶入

 

「隆慶年」は中国、明朝の元号(年号)で、1567年から1572年までの6年間使用されました。この時代は、第13代皇帝である穆宗(ぼくそう)の在位期間であります。

明代末期にかけての染め付けは、官窯(皇帝の命で作られる陶磁器)が衰退し、民窯(一般向け)で盛んに作られるようになりました。そのため、格式張った絵柄よりも、どこかのびやかな筆遣いの文様が多く見られ、自由な絵付けが特徴的です。

隆慶年間は、後の日本で珍重される「古染付」や「祥瑞手」と呼ばれる染め付けの技法や様式が確立されていく時期にあたります。日本の茶の湯の世界では、この時代の中国陶磁器が珍重されました。

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